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技術のことを書いていく

友人Fに贈るPythonの始め方

https://www.python.org/static/img/python-logo@2x.png

これは僕の友人Fが「Pythonを書いてみたい」と言ってきてくれたので、そんな友人FがPython生活を送れるようにするための手順をまとめておきます。
もしPythonを始めようとしている人たちの手助けにもなったら嬉しいなと思って公開します。
友人Fが詰まったと連絡を受けたら追記していくつもりです。

追記

  • 友人Fは無事Python3.7.6をインストールすることができました(10分くらいで)
  • macOS Caltalinaからデフォルトシェルがzshになっているらしいです(参照)

1. Homebrewをインストールしよう

まずはHomebrewをインストールしよう。

brew.sh

macでなにかパッケージを入れたくなったらHomebrewで入れよう。
各言語ごとにパッケージマネージャーがあったらそっちを使うといいけど基本的にはHomebrewで一元管理しよう。
Homebrewとmacportsを両方使うとかはやめておこう。

ターミナルで

/usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"

を実行すればインストール完了するよ。
完了したら

brew -h

でヘルプを出してbrewコマンドが使えるようになっているか確認してみてね。

2. pyenvをインストールしよう

github.com

これはPythonのバージョンを管理するためのものなんだけど、きれいにPythonを使うために入れておいてるんだなくらいの認識でいいよ。
さっそくbrewを使ってインストールしてみよう。

brew install pyenv

インストールしたらシェルのパスを通してあげたりするよ。何も恐れないで大丈夫。 ターミナルで

echo $SHELL

をたたいて自分がなんのシェルを使ってるか確認してみて。なにも触ってなかったらbashになってるとおもうよ。それが確認できたらbash先に進もう。 ホームディレクトリ(cdって叩いて移動する先)でls -aを叩くと.bash_profileってのがあるでしょ?そのファイルを自分の好きなエディタで開いて編集できるようにして。(もしzshを使ってたら.bash_profileじゃなくて.zshrcを開いて)
そのファイルの末尾に

export PYENV_ROOT=$HOME/.pyenv
export PATH=$PYENV_ROOT/bin:$PATH
eval "$(pyenv init -)"

をはっつけてからターミナルを再起動してね。 同じように

pyenv -h

で上手くインストールできているか確認するのを忘れずにね。

3. Pythonをインストールする

pyenvが入ってたらPythonのインストールはもうすぐだよ。

pyenv install --list

って叩くとインストールできるPythonの一覧があるよ。よりどりみどりだね。
ここからインストールするバージョンを決めれるよ。最新は(2020年1月14日時点で)3.8.1だけど、おすすめは3.7.6かな。
インストールは

pyenv install 3.7.6

でできるよ。
時間がかかるからお茶でもいれて待っててね。

インストールが完了したら

pyenv versions

をたたいてみて、sysytem3.7.6があることを確認してね。

4. globalのPythonのバージョンを指定する

ここまできたらあと一歩で終わり。
cdでホームディレクトリになってることを確かめてから

pyenv global 3.7.6

このPC全体で3.7.6を使うよーって意味。
ここまでできたら

python --version

Python 3.7.6って返ってきたら完了だ!
これで君もPythonistaだ!