友人Fに贈るPythonの始め方
これは僕の友人Fが「Pythonを書いてみたい」と言ってきてくれたので、そんな友人FがPython生活を送れるようにするための手順をまとめておきます。
もしPythonを始めようとしている人たちの手助けにもなったら嬉しいなと思って公開します。
友人Fが詰まったと連絡を受けたら追記していくつもりです。
追記
1. Homebrewをインストールしよう
まずはHomebrewをインストールしよう。
macでなにかパッケージを入れたくなったらHomebrewで入れよう。
各言語ごとにパッケージマネージャーがあったらそっちを使うといいけど基本的にはHomebrewで一元管理しよう。
Homebrewとmacportsを両方使うとかはやめておこう。
ターミナルで
/usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
を実行すればインストール完了するよ。
完了したら
brew -h
でヘルプを出してbrew
コマンドが使えるようになっているか確認してみてね。
2. pyenvをインストールしよう
これはPythonのバージョンを管理するためのものなんだけど、きれいにPythonを使うために入れておいてるんだなくらいの認識でいいよ。
さっそくbrew
を使ってインストールしてみよう。
brew install pyenv
インストールしたらシェルのパスを通してあげたりするよ。何も恐れないで大丈夫。 ターミナルで
echo $SHELL
をたたいて自分がなんのシェルを使ってるか確認してみて。なにも触ってなかったらbash
になってるとおもうよ。それが確認できたらbash先に進もう。
ホームディレクトリ(cd
って叩いて移動する先)でls -a
を叩くと.bash_profile
ってのがあるでしょ?そのファイルを自分の好きなエディタで開いて編集できるようにして。(もしzsh
を使ってたら.bash_profile
じゃなくて.zshrc
を開いて)
そのファイルの末尾に
export PYENV_ROOT=$HOME/.pyenv export PATH=$PYENV_ROOT/bin:$PATH eval "$(pyenv init -)"
をはっつけてからターミナルを再起動してね。 同じように
pyenv -h
で上手くインストールできているか確認するのを忘れずにね。
3. Pythonをインストールする
pyenvが入ってたらPythonのインストールはもうすぐだよ。
pyenv install --list
って叩くとインストールできるPythonの一覧があるよ。よりどりみどりだね。
ここからインストールするバージョンを決めれるよ。最新は(2020年1月14日時点で)3.8.1だけど、おすすめは3.7.6
かな。
インストールは
pyenv install 3.7.6
でできるよ。
時間がかかるからお茶でもいれて待っててね。
インストールが完了したら
pyenv versions
をたたいてみて、sysytem
と3.7.6
があることを確認してね。
4. globalのPythonのバージョンを指定する
ここまできたらあと一歩で終わり。
cd
でホームディレクトリになってることを確かめてから
pyenv global 3.7.6
このPC全体で3.7.6を使うよーって意味。
ここまでできたら
python --version
でPython 3.7.6
って返ってきたら完了だ!
これで君もPythonistaだ!